【因縁対決】野球、サッカーと比較した時のバスケットの魅力を存分に語ってみた。【Real Basketball】
つい先日のサッカーコンフェデレーションズカップ、深夜の放送時間にも関わらずなかなか盛り上がってましたね。少し前に2014年のW杯出場が決まったばかりなので、一層盛り上がったのでしょう。W杯の出場が決まった夜も、渋谷の街は大変だったようです。
最近テレビ放送の回数が減りはしたものの、野球人気もまだまだ熱いですね。夜のスポーツニュースの時間帯は半分近くプロ野球関連が占拠しますし、3月のWBCはなんだかんだで日本中が盛り上がりました。さらには休みの日に家の近くの公園をフラフラしていると、多くの小学生が野球の練習に励んでいます。
まあ野球なんかは歴史ある日本人の楽しみのうちの一つですし、サッカーについてもJリーグ開幕、2002年の日本で開催されたW杯なんかの工程を経て、国民的大人気スポーツとなりました。僕自身もサッカー、野球それぞれ見るのも好きですし、かつて体育の授業では両方とも楽しく経験させて頂きました。
でもなんか忘れていませんか?
すっかり野球、サッカーの2大スポーツが君臨しているこの日本に、本来3大スポーツとして野球、サッカーと並んで人気スポーツとなるべく球技があるじゃないですか。
そのスポーツとは、バスケットです。
僕は小学校時代からバスケットに励んでおり、社会人となった今でもたまに地元の仲間とやるほどバスケッットが大好きなんですが、なんで日本人はこんなにバスケットが嫌いなんでしょうか。信じられない限りです。
この日本に蔓延している「バスケって微妙だよね」という悪しき雰囲気を打破すべく、今回は僕の独断と偏見で「野球、サッカーと比較した時のバスケットの魅力」を余す事無く語っていきたいと思います。
僕と同じようにバスケット派の人や、特に好きなスポーツのない中立派の人など、是非ともこの記事を読んでバスケット愛を高めて頂き、皆さんのお子さんなどに勧めてもらえれば幸いです。
※野球派、サッカー派の人達は不快かもしれないですがご容赦下さい。
オシャレについて
■野球
学生時代は坊主頭を義務づけられることが多いため、総じて野球をやっている人にオシャレな人は少ないです。たまに髪型の話で盛り上がるとすれば「バリカンの刃を何ミリにしているか」くらい。
また、プロ野球選手になっても学生時代オシャレを楽しむ経験がない上、金だけは持ってるから総じてヤ◯ザのようなファッションになってしまう人が多いのも野球の特徴です。
■サッカー
野球と比べるとかなり髪型、オシャレの自由度はかなり高いのですが、その自由度が仇となり総じてチャラいです。とにかくチャラい。そして大多数のサッカー愛好者はとにかく髪の毛を伸ばしておでこによく分からんゴム紐みたいなのを付け、「ヒマを持て余した神々の遊び」みたいな状態を好みます。ちなみにプロサッカー選手は、やたら長いマフラーを買う傾向が強いです。
■バスケット
野球みたいな坊主ルールがある学校は非常に少なく、またサッカー部のような長髪にする選手も少ないです。その外見や雰囲気は爽やかな人が多い傾向にあります。しかもバスケット派には比較的背の高い人が多い為、どんな洋服を身に付けてもそこそこオシャレに見えるという特典もあり、見た目のオシャレ度でいえば非常に安定的なスポーツで、野球、サッカーのそれとは大きく差をつけていると言えるでしょう。
マンガについて
■野球
野球マンガといえば往年の「タッチ」「H2」などの名作があり、これらの作品に影響を受けて野球を始めた人達も多いかもしれません。僕自身も正直この2作品は非常に楽しく読ませて頂きました。しかし、敢えて苦言を言うのであれば、登場人物の顔がみんな同じに見えてくることです。
これでは各キャラを混同して上手く感情移入が出来ず、野球熱がイマイチ盛り上がらない少年達もいたのではないでしょうか。また、それ以降長い期間にわたり野球の大ヒットマンガを出せてないのも野球界の痛手でしょう。
■サッカー
サッカーと言えば誰もが知ってる名作、「キャプテン翼」です。今30代くらいのサッカー経験者のほとんどは、このマンガを読んでサッカーを始めたのではないでしょうか。その人気は不動のものですが、その人気の反面、行き過ぎて現実離れし過ぎたプレーの描写を疑問視する声も多いです。人の背中を借りてえぐりまくってシュートしたり、ひたすら自分の顔面を犠牲にしてシュートを防ぐプレーなどの描写があります。いくらマンガとして面白いとはいえ、あまり現実味のないプレーばかりでは、いかがなものかと思います。
■バスケット
もはやスポーツマンガというカテゴリではなく、全ジャンルのマンガの中でも長期に渡ってトップクラスの人気を誇るバスケットマンガがあります。皆さんご存知の「スラムダンク」です。非常に多くのキャラが登場しますが、その表情やキャラクターは全て個性的、かつ魅力的で混合することなどまずありません。
また、バスケット自体のプレー描写も非常にリアルで、経験者が読んでも納得のいく内容ばかりです。人の背中をえぐるようなシーンはありません。マンガ業界の中でもバスケットというスポーツは1歩抜きん出ているのです。
盛り上がるシーンについて
■野球
野球の試合は大体1試合3~4時間くらいあり非常に長丁場ですが、点が入るチャンスになったり、実際に点が入るのは恐らく全体の15%ほど、多くて25%ほどでしょう。それ以外の時間はただ打って投げての刺激がない光景が続きます。夜のスポーツニュースで野球が中心に取り上げられるのは、むしろそのくらいの尺で楽しむスポーツであることを露呈しているのかもしれません。
■サッカー
サッカーは野球より酷いといえます。試合時間自体は90分と短いものの、個人的な感覚として場が盛り上がるシーンは全体の7%くらい、少なければ5%を切る試合もあるでしょう。これではなかなか集中して見続けることは難しいですよね。サッカーの本放送よりハイライトが人気なのはこういった理由からなのです。
■バスケット
その点バスケットは大きく違います。まず試合時間が40分と短めで、初心者の人でも楽しみやすい尺となっています。そして注目すべきは得点などが絡む、盛り上がるシーンの割合です。100%といっても差しつかえないでしょう!
バスケットはコートもそこまで大きくなく、得点も100点単位で入って行くスポーツなので、常に激しい攻防戦や得点シーンがり、ゲームは盛り上がっている状況です。野球、サッカーがかなり長尺の時代劇映画とするなら、バスケットは短尺のジェットコースタームービーと言えるかと思います。ここまでくると、もはやなぜバスケットがあまり人気がないのか、疑問に感じるレベルであります。
汚れ方について
■野球
野球のユニフォームは当然ですが外で行われるので非常に汚れます。真っ黒です。それを毎日のように洗うのは地獄のようなものです。
■サッカー
サッカーももちろん同じ。しかもなぜか彼らは雨が降っても(それがかっこいいと勘違いしてるからか)プレーを続けます。ユニフォームは汚れるばかりです。汚れた分だけ洗濯を繰り返すので、全くエコじゃありません。
■バスケット
バスケットのユニフォームはほぼ汚れません。体育館でやるからです。バスケットはオシャレでエキサイティングなだけでなく、地球にも優しいスポーツなのです。
スポーツマンシップについて
■野球
最後になりますが、スポーツにとって一番重要なもの。スポーツマンシップについてです。まず野球選手は常にガムを食べているイメージがあります。「お前ら全員床屋の帰りか」ってレベルで食べています。良くないですね。また、乱闘が多いです。なぜあらゆるスポーツの中でダントツに乱闘が多いかは不明ですが、元々の気性の粗い人が集まるのかもしれません。
■サッカー
サッカーで僕が個人的に最もいただけないのはシュミレーションプレーです。ファールされてないのに、あたかもされたかのように振る舞うという、スポーツマンシップのかけらもない行為ですね。これは許せません。
あと、時間稼ぎのために倒れた後に大して痛くもないのになかなか立ち上がらない選手とかも稀に見ます。彼らは練習の合間に痛くて立てない演技の練習でもしてるのでしょうか。残念ながら、素人でも「あ、時間稼ぎだな」ってのが伝わります。
■バスケット
そんな中、唯一スポーツマンシップに乗っ取っているのがバスケットです。とにかく姑息な手段などは使わずに純粋にプレーのスキルのみで相手と勝負します。また、乱闘などもあまり見かける事はありません。スポーツマンたるもの、全ての人にバスケットマン的な紳士さを見習って頂きたいものです。
さて、野球、サッカーと比較したバスケットの魅力を余す事無く語ってきましたがいかがでしたでしょうか。少しはバスケットに興味を持って頂けましたでしょうか。
せっかくなのでバスケットのアプリも合わせて紹介しようと思ったのですが、野球、サッカーのアプリと比べて見事に少ないですね。。これもバスケット人気がイマイチなせいでしょう。
まずはゲームアプリからでも良いので是非ともバスケットに触れてみて下さい!
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イノ
1985年生まれ。元放送作家志望で今はアイデアマンズという会社でアイデアマンとして働いています。ネットとお酒と映画と本が大好きです。「面白いことを考えて飯を食う」が人生の目標。ランチや情報交換のお誘いなどお気軽に!
バスケをこよなく愛しているが、こんな偏った情を垂れ流した文章は誰も得をしない。
私も同感です。バスケ、野球、サッカーより好きです。
人気ないの本当に不思議。