iPad Air2は売上不振？iPad mini3は販売終了？新型iPadが2015年春に発売？iPad関連の最新情報まとめ。

最新のiPhoneシリーズであるiPhone6/6 Plusの販売が絶好調の裏で、iPad Air2とiPad mini3の売上はパッとしない状況が続いているようです。

そして、その状況を打破するため（？）2015年の春には早くも新型のiPadが発売するという情報も・・・。今回は最新のiPadシリーズについての情報をまとめてお伝えします。

iPad Air2とiPad mini3の販売は伸び悩み

香港のオンライン証券会社KGI証券は、最新型iPadシリーズについての販売予想を先日公開しました。これによると、2014年の最終四半期には10,875千台の販売数を記録しているものの、その好調はそう長く続かず、2015年の第1四半期には5,716千台にまで数字を落としていることが確認できます。下落幅は50%近くにも及び、市場からの支持が得られていないことが分かります。

iPad mini3に関して言えば、2014年の最終四半期ですら2,502千台しか売れておらず、1世代前の商品であるiPad mini2の販売量とさほど変わりないことが分かります。

新型iPadシリーズはスペック上かなり大きな進化を遂げたものの、外見上は前世代とさほど変化がなく、ユーザーの期待には応えられなかったようです。iPhoneシリーズと同様、ユーザーはフルモデルチェンジを好む傾向があるようです。

iPad mini3は2015年に生産終了？

そういった背景もあってか、iPad mini3については2015年に生産を終了すると、台湾の経済日報が報じています。

同モデルに関しては、タブレット端末とスマートフォンの間の存在である、ファブレット端末（Appleで言えばiPhone6 Plus）がユーザーからの人気を集める今、非常に微妙な立ち位置であることは間違いありません。Appleからの公式情報ではないので、真偽のほどは今のところ不明なものの、十分にありえる説であると筆者は見ています。

大型ディスプレイ搭載のiPad Proが2015年春にも発売か

小型ディスプレイ搭載のiPadが不振の今、Appleとしては新たなジャンルに手を出す必要があります。その切り札となるかもしれないのが、2015年に発売が噂されるiPad Proです。

同デバイスは、現状12.2インチもしくは12.9インチの大きさを誇る大型ディスプレイを搭載し、マイクロソフトのSurface Proシリーズの対抗馬としての販売が噂されています。同時に、Appleはこのデバイスの販売により、法人市場にも進出予定であると言われており、その動向が注目されています。

同デバイスについてもAppleからの正式なアナウンスは今のところありませんが、リーク情報を総括すると、2015年の春頃ではないかとの見方が有力です。

Appleとしては、iPhoneシリーズに続くさらなる一手を模索中の現状と言えそうです。


参照元：9to5Mac、EMSOne