「ウルトラ怪獣総選挙」ここでも若者の投票率が低いのか！？30代ウルトラマン好きが状況分析

円谷プロ50周年記念で開催されている全50体の怪獣から怪獣の中の怪獣を決定する「ウルトラ怪獣総選挙」の投票受付から約2週間が経った現在の状況を見てみた。

20代以下の投票率の低さが結果に

7月23日 10:00時点の結果は、1位バルタン星人、2位ゼットン、3位ゴモラとなっている。いずれも初代ウルトラマンに登場した怪獣だ。

 

10位までの結果も見ると、4位メトロン星人（セブン）、5位エレキング（セブン）、6位レッドキング（初代）、7位ブースカ（快獣ブースカ）、8位キングジョー（セブン）、9位ジャミラ（初代）、10位カネゴン（ウルトラQ）。

といった結果となっており、初代とセブンを中心とした歴代円谷作品の初期に登場した怪獣で占めている状況だ。

 

この結果から30代以上のお父さん世代からの投票率が高いと考えられる。そして、ここでも20代以下の若者層からの投票率の低さが問題となっていそうだ。

 

後期はスター怪獣が誕生していないことが若者の投票率の低下の原因か

候補に挙げられている怪獣を作品別にカウントすると以下のようになっていた。（複数作品登場の怪獣は初登場作品でカウント）

 

■放送・公開開始年順

作品名	公開日	候補怪獣数
ウルトラQ	1966/1/2	4体
ウルトラマン(初代)	1966/7/17	10体
快獣ブースカ	1966/11/9	1体
ウルトラセブン	1967/10/1	5体
帰ってきたウルトラマン	1971/4/2	5体
ウルトラマンA	1972/4/7	3体
ウルトラマンタロウ	1973/4/6	5体
ウルトラマンレオ	1974/4/12	3体
ウルトラマン80	1980/4/2	2体
ウルトラマンG	1995/7/8	1体
ウルトラマンティガ	1996/9/7	2体
ウルトラマンガイア	1998/9/5	1体
ウルトラマンコスモス	2001/7/7	1体
ウルトラマンネクサス	2004/10/2	2体
ウルトラマンマックス	2005/7/2	2体
ウルトラマンメビウス	2006/4/8	1体
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE	2009/12/12	1体
ウルトラマンサーガ	2012/3/24	1体

 

 やはり初代ウルトラマンからの候補怪獣数はダントツの「10体」。

次に候補怪獣数が多いのが「5体」で「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンタロウ」となっている。

セブンの怪獣がTOP10に3位もランクインしている事を考えると単純な候補数の問題ではなく、やはりその作品での怪獣の人気度の違いが出ているようだ。

 

とはいえ、ウルトラマン80までとそれ以降の作品でウルトラ作品前期と後期に分けるとすると、どちらも9作品ずつながら前期からは「38体」、後期からは「12体」となっており、前期からの候補怪獣割合が圧倒的に多い。

 

後期からの候補怪獣が少ないのは、後期には候補になるようなスター怪獣が作られていないのが問題なのかもしれない。

私は、30代というのもあるが前期の怪獣はほぼ全て知っているが、後期については「ガンQ」「ウルトラマンベリアル」「ゴルザ」ぐらいしか知っている怪獣がいない。

 

初代とセブンの人気はやはり高い

候補怪獣数にバラつきがあり、複数体候補に上がっていないものもあるので微妙ではあるが、作品別に平均得票数を見てみると以下の結果となっている。

複数の怪獣が候補に出ているにも関わらず「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の平均得票数が高く、やはり多くのファンがいる作品であることがわかる。

後期のものでは、候補として1体のみではあるがウルトラマンベリアルの「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の得票数が多い。

この結果は、ウルトラマン関連商品の売上などにも現れているのかもしれない。

 

何がいいたいのかっていうとね

長々となんかやってたけど、結局何が言いたいのかって言うと「新しいウルトラマンでもスター怪獣を産んでくださいよ～」ということなんです。

もちろん私が古いウルトラマンを愛していた世代なんで、感覚が古いってのはあると思うんですけど、とはいえ最近の怪獣のデザインにはワクワクしないんですよ。

候補に入っていなかったけど「ギャンゴ」とか「グビラ」とか、あんなデザインがほしいです。

現代の怪獣デザイナーの方には、成田亨を超えるデザインの怪獣を産んでほしい。

そしてこれから先もずっと子供が大人になっても大切な思い出として残り続ける作品で在り続けて欲しいです。

 

ウルトラ怪獣総選挙の投票は8月7日24時までです。

投票はお早めに。（期間中は毎日投票出来ますよ）

こんな時はこのアプリ

前に紹介した特集記事「待ってました！「孤独のグルメ Season3」普段の生活で井之頭五郎になりきる場面別名言セリフまとめ」でも紹介させてもらいましたが、ウルトラマンでもやっぱり「Hulu」をおすすめします。

だって「ウルトラマン」「セブン」「帰ってきた」「エース」や「ガイア」「コスモス」「マックス」「サーガ」が好きな時間に全話見れるんですよ！

ここに「タロウ」と「レオ」が入ってきたら言うことなしなんだけどな～。

今なら2週間無料お試し申し込みもやっているので、とりあえず2週間使ってみたら良いかなと思います。