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【謎解明】売春婦連続殺人の「切り裂きジャック」120年以上の時を経てDNA鑑定で真犯人判明！証拠を集めて無罪証明せよ

タカモンド本田 2014/09/08(2015/01/04更新)

19世紀末のロンドンを恐怖に陥れた未解決事件の犯人の通称「切り裂きジャック」という名前を聞いたことがあるかと思いますが、120年以上もの時を超えてDNA鑑定の結果真犯人を特定することができたようです。

「切り裂きジャック」とは、1888年8月31日から11月9日の約2ヶ月間に、ロンドンで売春婦が少なくとも5人以上もバラバラ死体で見つかった事件。
当時から犯人の疑いがある被疑者が多数あげられていたが決定的な証拠はなく、未解決事件のままとなっていた。

しかし、この「切り裂きジャック」について独自に14年間も調査を続けていた自称探偵の英国人「ラッセル・エドワーズ氏」が2007年に競売で落札した被害者のショールに付着した殺害犯のものとみられる体液をDNA鑑定を行った結果、ポーランド出身の「アーロン・コスミンスキー」の子孫のものと一致したと発表している。

アーロン・コスミンスキは当時から犯人として疑われていた

当時から切り裂きジャックと思われる被疑者の情報は多数あげられていたが、こちらはその中でも特に怪しいとされていた6人の被疑者達。

それぞれが殺人の前科や事件後の不可解な行動などを理由に被疑者として注目されていたが、この中に今回のDNA判定で真犯人として特定された「アーロン・コスミンスキー」も含まれていた。

当時は、被害者の外傷からメスによる傷が確認されていたため、医師による犯行ではないかとも思われていた。

DNS鑑定により特定された「アーロン・コスミンスキー」の職業は理髪師で、現場近くに住んでおり売春婦を憎んでいた。
目撃情報により逮捕もされたが、証拠不十分により起訴は断念されていた。

今回の件により、DNA鑑定がいかに犯人特定の手段として有効なものなのかが改めて気付かされます。
もっと昔からDNA鑑定が可能であれば、今なお謎が残る未解決事件の多くも未解決とならずに済んだかもしれません。

また今回なんともかわいそうに感じるのが、DNA鑑定に協力した「アーロン・コスミンスキー」の子孫です。
子孫自身が犯罪を犯したわけではないのに、これだけ世界的に有名な事件ともなると、「切り裂きジャックの子孫」として見られてしまうのではないかと考えるととても可愛そうです。

もし無実のあなたが「切り裂きジャック」と疑われたら？

切り裂きジャックの真犯人が特定がされたわけだが、当然のことながら真犯人以外の被疑者はあらぬ疑いかけられた人達がいるわけです。

こちらのアプリでは、切り裂きジャックとしてあらぬ疑いをかけられた記者となり、無罪を証明するため証拠を集め未解決事件を操作するゲームになっています。

残念ながら英語版のみの配信だが、英語がわからなくても雰囲気でゲームを進めていくことは可能なはずだ。
ゲーム内容は、指示されたアイテムを画面上からタップして見つけたり、パズルを解いていくといったアドベンチャー作品になっている。

画面内のアイテムタップは、タップ範囲のエリア判定がかなりシビアなので適当にタップするだけでは答えを見つけることはできない。

なぜか捜査を羊に邪魔されたりと「？」なところはあるが、グラフィックは1888年のロンドンを再現していてなかなか面白いぞ。