負けてからが面白い！戦略性の高いガンバトルRPG『マジックガンナー』独自の世界観とバトルシステムがゲーム好きにはたまらん。なんとドラマ「MOZU」の制作会社だぞ

ガン・ガジェットRPG『マジックガンナー』は開発者の魂を感じる意欲作だ。
今までのアプリゲームとは一線を画す新感覚のゲームになっている。

プレイ開始当初すぐには魅力が伝わりにくいが、強敵が出現しゲームオーバーを経験することで、このゲームの戦略性の高さを実感し、本当の楽しみ方が理解できるという内容のゲームになっているぞ！

初回にこのゲームの世界の物語がアメコミ調のマンガで紹介されるのが面白い。

AIに星の支配権を奪われてしまった人類たち。
その人類の最後の希望が「マジックガンナー」。
主人公は彼らの一員となり、AIの支配からの脱却を目指して戦っていくことになるという物語。

サイバーパンクものとして骨太のストーリーになっている。

このアプリのデベロッパーは、放送中のドラマ「MOZU」や映画「海猿」「永遠の0」も制作している会社だけあって作りこまれた世界観にとても惹きこまれる。

戦略性の高い手に汗握る高難易度のバトル

AIたちとの戦闘は、シリンダーにダンガンを込めて、撃ちまくる！
AIとダンガンには属性があるので弱点をついていかないとダメージが通りにくい。

ダンガンはそれぞれ一定ターンで補給されていくが上限もあるぞ。
なので、同じ弾ばかり撃っているとすぐに弾切れをおこしてしまう。

相手に合わせて効率的にダメージを与えていきつつ残弾や補充についても考える必要があるのがこのゲームでの攻略のポイントになる。



シリンダーの場所には色が付いている箇所がある。
そこに属性を合わせればダメージアップだ。

同じダンガンをただ込めていればいいというわけではないのが面白いところ。

バーストゲージが溜まればフルバーストモードに突入できる。
ダンガンを撃って、撃って、撃ちまくれるモードだ。

ボスに大ダメージを与えてとどめを刺せばオーバーキルになり報酬アップのチャンス。
ピンチの時だけじゃなく、バーストモードでオーバーキルも狙っていこう。



敵AIは様々な特徴を持っているものがいる。

ダメージが1しか通らなかったり
行動が遅いものの一撃死のダメージを与えてくるものなど。

ガンナーたちの行く手をあの手この手で阻んでくるのだ。
敵の特徴や行動も覚えていかないと戦いがより厳しいものになってくる点が戦略性の高い戦闘を要求される。

音楽はピコピコ系サウンドで有名なヒゲドライバーが担当。
厳しいバトルが続く中、自分達を鼓舞してくれているに違いない!!

登場するマジガンとダンガンは500種類以上

現実世界の「銃」のことをマジックガンナーの世界では「マジガン」と呼んでいる。
登場するマジガンとダンガンの種類は500以上と、とても多い。

上手く組み合わせていくことがミッション突破のコツだ。

個人的には各マジガンに重量が設定されているのが面白いと思う。
重量次第で敵の行動ターン数が変わってくる。

単純に攻撃力が高いマジガンを選んでいるだけでは苦戦は必死だ。

ダンガンにも種類があるぞ。

ミッションに合わせてダンガンを上手く組み合わせていくと楽に進めるぞ。

ダンガン練成では課金アイテムであるマナを利用して強力なダンガンを手に入れることもできる。

ただし、強力なダンガンほどコストが高く、序盤はマジガンに搭載しにくいケースも多い。
ダンガン練成に頼りすぎても損になってしまうケースも少なくない。

課金が全てではない仕組みが、良心的な運営と感じる！

実はストーリーもちゃんとあるよ

冒頭のタイトル画面に登場しているのは同じマジックガンナーたちだ。
彼らは各ミッションで声をかけてくれる。

優しいアドバイスだったり、時には、辛辣な言葉もかけられることもある。
ストーリーがなさそうに見えて実はしっかりと用意されている。

彼らがどういった境遇なのか、そして、彼らがそれぞれ何のために戦っているのかもわかる日もきそうだ。

難易度が高すぎて困っている人へのアドバイス

最初に無料で引けるマナ練成で強力なダンガンを手に入れるまでやり直すという方法が取れる。
所謂、リセットマラソン（リセマラ）だ。

アプリを削除すればリセットできるし、何とチュートリアルのスキップもできるのだ。
リセマラやれってことじゃないか！




野良も含めて良い助っ人が見つからないという場合はアプリのタスクを切ろう。
タスクを切って、再起動すれば、助っ人も新しいメンバーに切り替わるぞ。

手軽で簡単にできるアプリゲームが増えている中で、難易度の高い骨太のゲームになっているのが本作の大きな魅力だ。

我こそはゲーム好きというのであればぜひ遊んで欲しいアプリになっているぞ。

■このアプリのオススメポイント
・難易度が高くやりごたえのある内容となっている。
・アプリゲームでは見られない新感覚のゲーム性。
・ピコピコサウンドで有名なヒゲドライバーのイケテル音楽。

■このアプリの残念なところ
・癖のあるグラフィックは好みが分かれそう。
・説明不足なところもあって途中で詰まる人も少なくなさそう。