ラブホでアレの最中に冷水をかけられたら？イカれたロボットが暴走するステージ6からが本番の無茶苦茶なゲームだ！

ファミコンをはじめとした8bitゲーム機って、基本アダルト無しだったじゃないですか。

ゲームは子供が遊ぶものであり、血や暴力やエロは極力配慮されたものになっておりました。

当時はいろいろ気を使ったのであろうなぁ、とオトナになってから思う今日このごろ。

そして時は2014年。

このゲーム、見た目は8bitのファミコン風グラフィックなのに、「12+」（12歳未満に不適切な内容を含む）のレーティングがついております。

8bitでもエロを表現できる時代になったのであります。

タイトルは『Hot Mess』。

英語のスラングで「めちゃめちゃ/何かがおかしい」という意味です。

「Hot Mess」の操作方法・遊び方

タイトル画面。ちょっとわかりにくいんですけど、左右の矢印ボタンを左右同時にホールド（押しっぱなし）にすると始まります。

舞台はラブホテルです。

部屋では男女がおたのしみ中。

しかし主人公は消火用のロボット。

このラブホテル、火事なんです。

何もしないと直進するので、左右の矢印ボタンで右旋回・左旋回してフロア内を進みます。

両方のボタンをホールドすると水を噴射するので、これで火を消していきます。

水を噴射し続けると左上の青いH2Oメーターが減っていくので、プールや風呂などで水を補給します。

舞台が舞台なのであちこちにプールがあります。

水には困りません。

フロアの火を全て消火すればステージクリア。

クリアタイムを競います。

壁にぶつかり続けたり、火に突入するとダメージを受け、耐久度（赤のバー）がゼロになるとゲームオーバー。

それにしても、火事だってのに客は全然逃げずにイチャイチャしまくりです。

部屋の中には入れないので、ただ上から眺めるばかり。

こりゃロボットもやってらんねぇよなぁ、と思いながら消火していたんですが、

このゲーム、ステージ6でとんでもない転機が訪れます。

ステージ6の「冷水浴びせゲーム」になってからが本番！

ステージ6の中盤、通路を進もうとすると、漏電している箇所があります。

ロボットくんも危険を感じて、無線でチーフに相談しますが......

「いいんじゃね」くらいの軽いお返事。

それじゃぁ、と突入してみると......。

ウワァァァァァァァァ！

感電してシステムをリブートするロボットくん。

ターゲットなどを設定し直すのですが......

火に向いていた照準が、いちゃつくカップルに向いてしまう！

ロックオン！

これ以降、火事の現場には全く行かず、裸のカップルを追い回して水をかけるゲームになります！

ここからが本番です！

フロアにいる全てのカップルに水をかければクリア、にルールが変わります。

水をかけられたカップルはテンションが下がって仲が悪くなります。

なにをしてくれてんねん。

しかもこのロボット、カップルに水をかけるとテンションがあがり、一定時間ダッシュして壁を突き破れるようになります。

ダッシュはうまく使えばタイム短縮になりますが、コントロールしきれずに穴に落ちて死んでしまうことも。

最初は火事を消していたのに、今やただラブホに乱入して水をかけるゲームになったので、警備のロボットが出てくるようになります。

警備ロボットに触れるとダメージを受けるので、水をかけたりダッシュでぶつかったりして応戦します。

ラブホの壁をガンガン壊して、逃げ惑うリア充を追い回し、冷水を浴びせ続けるという、まさに"Hot Mess"なゲームでございます。

■このアプリのオススメポイント

・途中でルールが変わって、カップルを追い回すようになってからが楽しい。

・当時はありえなかった「8bitでアダルト」の表現が新鮮。

■このアプリの残念なところ

・ロボットの動きが速いので、コントロールが難しい。

・正直ステージ6まではそこまでハマらないので、はじめはガマンです。