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【獄中発案】ホリエモンプロデュースのグルメアプリ「TERIYAKI。」18名のテリヤキスト達が全国のうまい店だけを紹介

タカモンド本田 2013/11/05(2013/11/05更新)

うまい店が探せるグルメアプリ【テリヤキ】: 飲食情報系アプリ学科; 無料; 開発：SNS KK; バージョン：1.0.0; サイズ：7.3MB

※掲載中の価格等の情報は記事作成時点でのiOS版の内容を元に作成しています。

ホリエモンこと堀江貴文がプロデュースしているということで、リリース前より話題となっていたグルメアプリ「TERIYAKI」のお披露目パーティーがアプリリリース当日の11月3日に都内のレストラン「TAMA」で行われました。

このTERIYAKIは、ホリエモンが刑務所の中にいる時から構想を練っており、刑務所から出て2週間でプロジェクトを開始したそうです。やはり外に出たらすぐにでも「臭い飯じゃなく、美味い飯が喰いたい！！」とでも思ったんでしょうかね。

この「TERIYAKI」というアプリは、数あるグルメアプリとの違いとしては「サービスやコストパフォーマンス、批評など料理以外の「雑音」を一切廃し、ただひたすら「うまい店」だけを選んでいる」というところが大きな違いとのことだ。

純粋に「おいしい」と思える店だけが探せる、グルメ情報専門誌のような厳選されたお店が確認できるようになっている。

そこで掲載されているお店も一般投稿型ではなく、堀江氏を含む18名の食通キュレーター達が全国のお店に実際に足を運び「うまい」と思った店だけが掲載するといった仕組みをとっている。

18名の食通のテリヤキスト達

「最高に美味しいお店」を紹介するテリヤキスト(キュレーター)達には、現在各界の著名人18名が全国のうまいお店を日々探している。

「堀江貴文」ホリエモンこと元livedoor社長。TERIYAKIのプロデューサーも務める
「マッキー牧元」味の手帖編集顧問タベアルキスト。256の食材を日めくりとして綴った味のカレンダーを発売。
「小浦場祥夫」形成外科医。札幌を拠点に講演、学会、出張、手術などで全国津々浦々へ出かけ、地の食材を活かした誠実な料理をこよなく愛す。
「大木淳夫」東京最高のレストラン編集長を2001年より務めている。好きなジャンルは鮨とフレンチ。
「園山真希絵」フードジャーナリスト。食に目覚めて25kgのダイエットに成功したことをきっかけに食の世界に。料理教室、雑誌コラム、商品開発の他タレントとしても活躍の場を広げている。
「柏原光太郎」文藝春秋「東京いい店うまい店」編集長。
「伊藤章良」東京百年レストランの著者。自腹で訪問した料理店のみ紹介することをモットーとしている。
「山本謙治」農産物流コンサルタント。1年の半分は出張で全国を周り、地域の郷土料理や特産物に出会い続けている。短角和牛を6頭所有し、自分で肉の販売までおこなっている。
「永田寛哲」ピクシブ株式会社副社長。イラストコミュニケーションサービス「pixiv」の立ち上げに携わる。
「木村郁美」TBSアナウンサー。趣味は食べ歩き。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナルなどの食に関する資格を持っている。
「角屋浩一」政治ジャーナリスト。株式会社ドワンゴ顧問。解り易い言葉で政治を語る政治ジャーナリストとして知られる。
「Koji☆Imai」飲食店経営の経験を持ち、2012年には全米ベストアジアンシェフトップ20にも選出される。全国のレストランを食べ歩き日々、美味探求を続ける。
「花千代」フラワーアーティスト。会員制美食倶楽部「ベストテーブル」主宰。2008年洞爺湖G8サミット公式晩餐会の会場装花も手がけた。
「本郷義浩」料理情報番組プロデューサー、麻婆豆腐研究家。2012年1年間での自腹外食件数はのべ468軒。
「小石原はるか」偏愛系フードライター。一度ハマると歯止めが利かないマニアックな気質と頑強な胃袋が特徴の「偏愛系ライター」。これまでにスターバックス、さぬきうどん、ホルモンなどにハマったことがある。
「森美樹」食とワインのトータルコーディネイター。ワイン輸入会社「ディスラム」アドバイザー。食とワインのマリアージュなどトータルコーディネイターとして幅広く活躍。
「口福ヤマトモ」福岡を拠点とする会員制食べ歩き情報共有コミュニティ「福岡口福倶楽部」の会長。日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートの資格も持つ。
「ミスターX」姿や経歴などは非公表だが、美味しいものを日々食している賢人とのこと。

アプリでは各テリヤキスト達が勧めるお店をシンプルに紹介

テリヤキスト達がお勧めするお店を写真とともにコメントを添えて紹介している。また各お店には、「高ウマ」「安ウマ」の2種類のアイコンが表示されている。

「高ウマ」は、高いけどうまい店。「安ウマ」は、安くてうまい店となっている。（高いか安いかはテリヤキストの個人的判断になる。）

コメントの他にある情報は、お店の基本情報のみとシンプルにまとめられている。「批評などの雑音は廃する」ということであったが、食べログの情報にもリンクされていてそちらで一般の評価が確認できるようになっている。

安ウマは、こんな感じ

このアプリは、基本的には無料で利用できるのだが、「お気に入り」や「検索機能」を利用するには、月額400円で有料登録を行う必要があるのが、残念ではある。

■このアプリのオススメポイント
・普段行くことがなかった美味い店だけを知ることができる。

・「今日は失敗できない」といった時のお店選びに使えそう

・情報が厳選されているからお店選びに迷わない。

・写真を見ているだけでお腹が減ってくる。

■このアプリの残念なところ
・まだ登録店舗数が少なく必要な時に行ける店が見つけにくい。

・検索機能が有料となっており、無料版ではお店が探しにくい。

・知らないテリヤキストの勧める店をどの程度信用したら良いのか判断が難しい。

・全体的に高級店が多く、一般人の普段利用はしにくいように感じる。

■このアプリを使ってみた感想まとめ

まだリリース間もないということで登録店舗数が少ないのは仕方ないところだが、高級店の割合が多く一般人には敷居が高い店ばかりに感じる。しかし裏を返せば記念日など特別な日で絶対に外したくないという時には、重宝しそうだ。テリヤキストの方達は、各業界で有名な人のようだが、一般レベルでは知らない人達が多いので、信頼度の判断が難しいところが難点だ。